サーフィン

石橋選手にインタビューしました

ハワイを拠点に、ロングボードで世界を目指す石橋 更紗リノ選手。
13歳とは思えない落ち着いたライディングと、少し照れた笑顔が魅力のサーファーです。試合での来日にあわせてインタビューを行い、日本とハワイの海の違い、学校との両立、これからの夢などを聞きました。

石橋 更紗リノ選手のプロフィールはこちら
ロングボードが「楽しい!」と思った最初の瞬間を教えてください。

8歳の誕生日の少しあと、ちょうどコロナのロックダウンが始まった頃に、自分のボードを初めて買ってもらいました。それがすごくうれしくてワクワクしました。
最初はお父さんに後ろから押してもらって立ちあがる練習をしていたんですけど、波に押されて板がすーっと走っていく感じが気持ちよくて、「わっ、楽しい!」って思いました。そこから、もっと乗れるようになりたいと夢中で練習するようになりました。

最近で一番印象に残っている試合について教えてください。

一番心に残っているのは、今年9月に出た「U-Surf Cup」という大会です。この大会には3年連続で出ていて、最初の2年は負けてしまって、すごく悔しかったんです。今年がこのクラスで出られる最後だから、「絶対優勝したい!」と思って参加しました。試合の日は緊張したけど無事に優勝することができて、本当にうれしかったです。来年は一つ上のクラスで出る予定です。ワイキキで行われる試合なので、たくさんの友だちが出場しているのも好きなポイントです。

ハワイと日本の波の違いと、それに合わせたサーフィンの工夫を教えてください。

日本の海は、砂のうえで波が割れる「ビーチブレイク」が多くて、岸の近くで一気にドーンって崩れる波が多いイメージです。なので、波に乗れたと思っても、すぐ終わっちゃうこともあります。だから日本でサーフィンをするときは、スタートしてからすぐに技を入れたり、短い時間で見せ場を作ることを意識しています。

ハワイは、海底が岩のところが多くて、沖のほうからきれいに長く割れてくれる波が多いです。そういう波だとロングライドできるので、ターンのつなぎ方とか、ボードの上での姿勢とか、自分らしいスタイルをゆっくり見せられるのが楽しいです。同じサーフィンでも、日本とハワイでちょっとやり方を変えるのがおもしろいです。

ハワイでの1日のスケジュールや、学校との両立について教えてください。

学校がある日は、朝6時すぎくらいに起きます。7時には学校に行って、午後の授業が終わったら一度家に帰ってからビーチに向かいます。夕方からサンセットまでがサーフィンの時間です。授業のあと、ブラスバンドの練習に参加する日もあるんですけど、そういう日もサンセットまで練習しています。

土曜日は日本語補習校の「レインボー学園」で勉強していて、日曜日はなるべくサーフィンに集中するようにしています。宿題やテスト勉強もあるので、学校とサーフィンの両方をちゃんとできるように工夫しています。

いつも応援してくれている人たちへ、メッセージとこれからの目標をお願いします。

いつも支えてくれている家族やコーチ、ハワイの仲間たち、日本から応援してくれているみなさんに、本当にありがとうと言いたいです。ビーチで「がんばってね!」って声をかけてもらえたり、日本からメッセージをもらえたりすると、すごくうれしいし、「もっと上手くなりたい!」って思えます。
大成温調のみなさんにも、ボードや大会、遠征など、いろいろな面でサポートしていただいていて、とても心強いです。
これからも、世界中のサーファーたちと戦える選手になって、サーフィンの楽しさや、海を大切にする気持ちをもっとたくさんの人に伝えられるようにがんばります!

※本インタビューは、2025年11月に行いました。